今江祥智
Imae Yoshitomo
更新
1932年大阪市生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。中学校教師、出版社の編集者、短大講師のかたわら執筆活動に入る。1981年に児童文学の総合誌を目指した『飛ぶ教室』を河合隼雄らと創刊。『海の日曜日』(1966)でサンケイ児童出版文化賞、『ぼんぼん』(1973)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(1976)で野間児童文芸賞、「ぼんぼん」シリーズで路傍の石文学賞、『でんでんだいこいのち』(1995)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(2004)で日本絵本賞を受賞。1991年までの作品は『今江祥智の本』(全36巻)(1980-1991)、『今江祥智童話館』(全17巻)(1986-1987)に収められている。2015年3月、肝臓がんのため死去。絵本や童話の著作、海外絵本の翻訳も多い今江氏だが、ねおきでは長編作品を中心にまとめている。
シリーズもの
- 桜桃のみのるころ(2009)
- 魚だって恋をする(2004)
- そらまめうでてさてそこで(1994)
- 幻談 - 夢色の大通りで(1997)
- 雲を笑いとばして(1991)
- 明るい表通りで(1987)
- 六号館 - 夢色の大通りで(1997)
- 第七交響曲 - 夢色の大通りで(1997)
- 牧歌(1985)
- おれたちのおふくろ(1981)
- 兄貴(1976)
- ぼんぼん(1973)
おいしい街と本と人
書誌情報
おいしい街と本と人
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 幻戯書房
- 出版年
- 2014
- ISBN
- 9784864880510
子どもの本の海で泳いで
50年以上にわたり、子どもの本の世界を“じたばたと”泳ぎ続けてきた今江氏。その年月の間に、背中を押され押しつつ関わり合った人々から寄せられた文章や、今江氏自身の綴る彼らへの思いから、氏の人となりや仕事ぶりが浮かび上がるすてきな一冊。著作リスト・略年譜付き。
書誌情報
子どもの本の海で泳いで
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2013
- ISBN
- 9784776406235
目次
- 〔京都・行きつけの店〕やました *
- 〔京都・行きつけの店〕タバーン・シンプソン *
- 〔京都・行きつけの店〕魚棚 *
- はじめに *
- 目次
- 作品の舞台を振り返る *
- 「ぼんぼん」が育った町 大阪
- おふくろさんの故郷 和歌山
- 児童文学に出会った場所 名古屋
- 創造力のみなもと 京都
- 贅沢な町、贅沢な時 ボローニャ
- 絵本の原風景
- 『あのこ』 宇野亜喜良
- 一九六三年のこと 和田誠
- 『なんででんねん天満はん』 長新太
- 『ヒコーキざむらい』のこと 長谷川義史
- なにもかも超弩級 片山健
- ちからたろうのころ 田島征三
- はじまりはこんなふうに 杉浦範茂
- 〔エッセイ〕おいしいもン好き *
- 今江祥智の作品を語る
- 感謝『ちょうちょむすび』のこと あまんきみこ
- 二重の幻想 岡田淳
- このちいさな、ラバブルで深い、本を愛するわけ 落合恵子
- 運命の本 刈谷政則
- 青春は海の色 少年たちのまばゆい日々ー 神沢利子
- 柔らかな反逆の祝祭 二宮由紀子
- 童話の可能性に驚嘆した 野上暁
- 物語の限りなさ 野中柊
- 記憶のポケット 増田喜昭
- 「優しさごっこ」 山田太一
- 〔私の今江祥智論〕今江祥智は長編を書き続ける ひこ・田中
- 表紙一瞥 *
- 自作を語る
- 『山のむこうは青い海だった』『3びきのライオンのこ』『わらいねこ』『あのこ』『海の日曜日』『ちからたろう』『いろはにほへと』『鬼』『子どもの国からの挨拶』『優しさごっこ』『写楽暗殺』『ワンデイ イン ニューヨーク』『大きな魚の食べっぷり』『物語一〇〇』『スター・ウォーズ』『食べるぞ食べるぞ』『マイ・ディア・シンサク』『しもやけぐま』『まんじゅうざむらい』『幸福の擁護』『モンタンの微苦笑』『ナビル』『袂のなかで』『ぼくのスミレちゃん』『私の寄港地』『子供の本 持札公開 a・b』『いつだって長さんがいて……』『ひげがあろうが なかろうが』『桜桃のみのるころ』『戦争童話集』
- 四季 *
- 〔散文詩 四季〕メリィ・ゴー・ラウンド/麦藁帽子/童話の季節/メリィ・クリスマス
- 「四季」のこと
- 今江祥智を語る
- 〔対談〕作家、今江祥智のはじまり 松井直+今江祥智
- 〔鼎談〕今江祥智を語る 石井睦美+江國香織+川島誠
- 〔私の今江祥智論〕闘いとしての優しさ 岩瀬成子
- 〔翻訳こぼればなし〕『ぼちぼちいこか』 *
- まどさんからのおくりもの まど・みちお
- 〔これまでとこれから〕今江さんのことー太くとぎれず 鶴見俊輔
- 〔これまでとこれから〕ある晴れた朝、川そいの喫茶店で 津野海太郎
- 今江祥智の素顔
- 恩師 今江祥智先生 奥野佳代子
- イヴ・モンタンと美術とおいしいもの 遠藤育枝
- 星をかぞえよう 山下明生
- 今江先生 綱美恵
- 「いまえよしとも」さんのこと 常田寛
- 戦友 山村光司
- これが最後! 小森香折
- Waiting for the Party 島式子
- 〔エッセイ〕モンタン好き *
- 編集者のころに出会った作家たち *
- 石井桃子
- 手塚治虫
- 佐藤さとる
- 古田足日
- 谷川俊太郎
- 田島征三
- 神沢利子
- 倉本聰
- 上野瞭
- 鈴木隆
- 〔翻訳こぼればなし〕ガブリエル・バンサン
- あとがき *
- 今江祥智著作リスト
- 今江祥智 略年譜
*印は今江氏の執筆による
戦争童話集
書誌情報
戦争童話集
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 小学館
- 出版年
- 2011
- ISBN
- 9784094086355
目次
- メリー=ゴー=ラウンド
- あのこ
- あいつ
- 黒い馬車
- 夕焼けの国
- 七番目の幸福
- こぶし
- あにい
- ユキコボシ
- やっぱり、あいつ
- ピアニスト
- ホタテクラゲ
- ひどい雨がふりそうなんだ
- まぼろしの海
- すてきなご先祖さま
- ホテル
ref. 国立国会図書館
桜桃のみのるころ
おじいさま亡き後、新しい料理人と店を切り盛りする女将の舞。近頃は夢か現か、ふしぎな竹刀に導かれ、見知らぬお店に居ることが。そこへお江戸勤めから戻った新太郎が舞の店を訪れて... ちょんまげ時代の粋でおいしいお話第三弾。
書誌情報
桜桃のみのるころ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2009
- ISBN
- 9784776403654
お勘定!
書誌情報
お勘定!
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 出版年
- 2008
- ISBN
- 私家版
ひげがあろうがなかろうが
山々に囲まれた城下町。お城の北側には“この世のいきどまり”と呼ばれる絶壁があった。その裏に広がる竹林のそばで暮らすお父と少年たけ。山のものを採って暮らす彼らの家の裏小屋には、特殊な技をもつ者がふらりと現れては消えていくのだった。前身作の「ひげのあるおやじたち」と合わせてアウトサイダーを描く。
書誌情報
ひげがあろうがなかろうが
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 大阪 : 解放出版社
- 出版年
- 2008
- ISBN
- 9784759250312
目次
薔薇をさがして・・・・
昭夫は13才ながらも“西洋居酒屋バックステージ”のコック。あるとき厨房からお店をのぞいたら、なじみの客の間に銀色にぽうと光る女の人の背中があった。銀色さんの正体を空想する少年は、きっとこれからすてきな恋をするのだろう。
書誌情報
薔薇をさがして・・・・
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2006
- ISBN
- 4776400901
オリーヴの小道で
美術館で働くマリアおばあちゃんの朝は、猫のジュゼッペがベッドの隅に押しやっためがね探しから始まる... 今江氏がボローニャにあるジョルジョ・モランディ美術館を訪れたときの思い出をもとに、モランディの絵とおばあちゃんの交流をゆったりと描く。『子供の持札公開』収録作品が底本。
書誌情報
オリーヴの小道で
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2005
- ISBN
- 4776400898
魚だって恋をする
裏山で一人稽古をする新太郎の前に現れた女の子。しかし、ふと目を離した隙に女の子は突然消えてしまう。気配を自在に操る彼女の“術”にしてやられた新太郎だったが、意外な所で再会するのであった。ちょんまげ時代の粋でおいしいお話第二段。
書誌情報
魚だって恋をする
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2004
- ISBN
- 4776400863
せんべいざむらい
書誌情報
せんべいざむらい
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 佼成出版社
- 出版年
- 2004
- ISBN
- 4333021006
子供の本持札公開
a巻で文学の技法について、今江氏の読書ノートから各国各様の実例を挙げてまとめ、b巻でその技法を応用した物語を展開する... 作家の手の内をのぞき見るような興味深い試み。そしてまた今江氏の豊富な読書量にも驚かされる。
書誌情報
子供の本持札公開 a 物語の読者として
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : みすず書房
- 出版年
- 2003
- ISBN
- 4622070499
目次
- はじめに 歩きながら 助走の弁
- 第1章 物語のはじまり、はじめての物語
- 第2章 ナンセンス・ナンセンス
- 第3章 ファンタジー裏通り
- 第4章 ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー
- 第5章 動物噺など
- 第6章 寓話の力
- 第7章 絵本劇場へ、ようこそ
- 第8章 対話篇
- 第9章 幸福論への一瞥 自伝のはなし
- 第10章 「まげもの」の愉しみ
- 第11章 詩人たちのまなざし
- 第12章 偉人伝の話
- 第13章 長篇作法
- 第14章 ピカレスクの誘惑
- 第15章 期待の新人
- 終章 明日の話
- あとがき
子供の本持札公開 b 物語の作者として
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : みすず書房
- 出版年
- 2003
- ISBN
- 4622070502
目次
- 「実作篇」のはじめに
- くまくん・ぐまくん(1 初めて読む物語)
- カゲキン(2 ナンセンス・テール)
- 遠い遠い町へ(3 ファンタジー)
- 薔薇をさがして……(4 ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー)
- 男と犬 フランスならどこにでもある町での話(5 動物噺)
- ホテル(6 寓話)
- なんででんねん、天満はん(第一稿)(7 絵本のテキスト)
- オリーヴの小道で(8 対話篇)
- 乙ん坊(9 自伝)
- せんべいざむらい(10 まげもの)
- 胡桃いろの時間(11 詩)
- 青い大きな海のように……(12 新偉人伝)
- 袂のなかで(冒頭)(13 長篇)
- 今日はええ天気じゃのんた( 14 ピカレスク)
- ハミングバード こまる?(15 新人として)
- 学校の帰り道(16 明日へ)
- あとがき
ゆきねこちゃん
書誌情報
ゆきねこちゃん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 教育画劇
- 出版年
- 2002
- ISBN
- 4774605484
ぼくのスミレちゃん
近くて遠い関係の老夫婦の心の中にあるのは、出会った頃の愛の記憶。その記憶に宿る心のきらめきは、ふたりのかすがいとなる。個人的には老いて思い起こすのではなく、いつも大切にしていたいとも思う。現実に投影すると複雑な物語である。「縞しまのチョッキ」(1984)が底本。
書誌情報
ぼくのスミレちゃん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 旬報社
- 出版年
- 2002
- ISBN
- 4845107473
袂のなかで Je ne veux pas avoir du mérite, je veux être heureuse…
棺へ故人より先に入ると享年分生きられる。そんな言い伝えを聞き、ちとせは思わず義母しげの入るべき棺に入ってしまう。板前である夫の浩平には4人の愛人。しげから楽観的でしなやかな生き方を授かったちとせは、波乱万丈な人生をすいすいと生きていく。
書誌情報
袂のなかで
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : マガジンハウス
- 出版年
- 2001
- ISBN
- 483871307X
帽子の運命
子どもの頃に体の弱かった静枝は、大人になって外科医として活躍する。彼女の人生に寄り添うように存在し、思い出をつづる帽子たちの物語。宇野亜喜良氏の挿画がとてもきれいで、彼女をよりすてきに描き出している。
書誌情報
帽子の運命
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 出版工房原生林
- 出版年
- 1998
- ISBN
- 4875990782
夢色の大通りで
死者と生者、過ぎし日のこと。ふいと現れ、ゆらめき消える... 今江氏の“頭の片隅にある夢色の大通りを、さんざめきながら歩いていった連中”を描いた短編集。ハリー・ベラフォンテの公演で出会った夫婦の話「うちの人」、亜紀子と枝垂れ桜の老樹の話「第七交響曲」など。
書誌情報
夢色の大通りで
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1997
- ISBN
- 4652011318
目次
- 忍びのふたり
- 六号館
- 百翁昔噺
- 聖893
- 小さな弁護士さんの話
- 幻談
- 「うちの人」
- 明るく穏やかなところ
- グレタ・ガルボの話
- 夢の波
- 自由をわれらに!
- くちょったれ坊や
- 歌い終って
- 第七交響曲
- 奈良漬ア・ラ・カルト
- 幕がおりて・・・・・
まんじゅうざむらい
書誌情報
まんじゅうざむらい
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 大阪 : 解放出版社
- 出版年
- 1996
- ISBN
- 4759250220
目次
- ああ、褌
- ぱるちざん
- まんじゅうざむらい
- タンポポざむらい
- 阿羅漢長五郎
ref. Webcat Plus
日なたぼっこねこ
フランスのロワール川支流にたたずむ、シュノンソーの美しいお城。たまたまそこで暮らすことになった猫のクレ。のんびりした生活に退屈した彼は、大あくびをなんども繰り返して思うのだった。“こんなことなんてなかったのにな…” そんなクレにたまたま起こった出来事は、お昼寝どきの夢のように、ちょっと不思議で刺激的。
書誌情報
日なたぼっこねこ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1996
- ISBN
- 4652002831
猫の足あと
転校生の以蔵くん姉弟はなんだか型破り。彼らが下宿するお寺を舞台に小学5年生の保の世界はぐんぐん広がる。そんな彼らに影響されたのか、担任の横山先生もいつしかお寺に通い始め、子どもたちを見る目に少しずつ変化が訪れるのだった。
書誌情報
猫の足あと
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 小学館
- 出版年
- 1995
- ISBN
- 4092896514
そらまめうでてさてそこで
お城勤めを終えて隠居の身になったおじいさまは、家族に内緒で料理の手習いをはじめる。お膳の上を見つめるおじいさまの眼差しの変化に、孫の舞は小さいながらも気付くのであった。ちょんまげ時代の粋でおいしいお話。
書誌情報
そらまめうでてさてそこで
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 文渓堂
- 出版年
- 1994
- ISBN
- 4894230410
マイ・ディア・シンサク
27歳の若さでこの世を去ったシンサクと、この世に生まれてきたばかりの晋作。ゴーストのシンサクは、自分が見たいろいろなことを幼い晋作に伝えようとする。その短い人生を補うかのように。幕末を駆け抜けた高杉晋作を新しい解釈で描く。
書誌情報
マイ・ディア・シンサク
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 新潮社
- 出版年
- 1994
- ISBN
- 4103698039
食べるぞ食べるぞ
体は大きいけれど胃は小さい始さんと、華奢で小柄だけれど見事な食べっぷりの景子さん。ふたりが出会い、いろんなおいしいもんを食べながら、すてきな人たちと巡り会い、好き合う様子を描いたお話。関西言葉のやわらかさとおいしい気持ちが一緒になって、しあわせ気分。
書誌情報
食べるぞ食べるぞ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : マガジンハウス
- 出版年
- 1993
- ISBN
- 4838704461
あさごはんひるごはんばんごはん
書誌情報
あさごはんひるごはんばんごはん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 福武書店
- 出版年
- 1993
- ISBN
- 4828850422
雲を笑いとばして
高志は大学を卒業後、恩師の家に下宿することになった。恩師の年頃の娘さんたちにどぎまぎしながらも、学者肌の恩師に影響を受け、高志は美学の世界に入っていく。当時は貴重なレコード・プレイヤーからイブ・モンタンが流れる1950年代。『明るい表通りで』もあわせてどうぞ。
書誌情報
雲を笑いとばして
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1991
- ISBN
- 4652042094
きょうも猫日和
にゃんにゃんにゃん。猫のお話20編。レコードジャケットに書かれたものから書き下ろしまで、猫好きの今江氏による“猫物語のお祭り”。いずれ『猫の百物語』を出すのが夢だとか。愛情を感じる猫描写に宇野亜喜良氏の装画が花を添える。
書誌情報
ねこをかうことにしました
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 角川春樹事務所
- 出版年
- 2016
- ISBN
- 9784758440547
目次
- ゆめみるモンタン
- 周潤発的猫
- どしゃぶりねこ
- セーターのあな
- その名はマタタビ
- とぶねこ
- フルートと子ねこちゃん
- ねこをかうことにしました
- のびするノビタ
- ああ、トージョーはん
ref. 国立国会図書館
きょうも猫日和
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 角川春樹事務所
- 出版年
- 2016
- ISBN
- 9784758440387
目次
- 白い椿の咲く庭
- ねこふんじゃった
- 笑い猫飼い
- スミレの花さァくゥころォ……
- 日なたぼっこねこ
- 冬の部屋
- 間奏曲ふうに
- 招き猫通信
- フクロウと子ねこちゃん
- あさきゆめみし
- ばけねこざむらい
ref. 国立国会図書館
きょうも猫日和
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : マガジンハウス
- 出版年
- 1991
- ISBN
- 4838702256
目次
- ああ、トージョーはん
- あさきゆめみし
- その名はマタタビ
- とぶねこ
- どしゃぶりねこ
- ねこふんじゃった
- ねこをかうことにしました
- のびするノビタ
- ゆめみるモンタン
- スミレの花さァくゥころォ…
- セーターのあな
- フクロウと子ねこちゃん
- フルートと子ねこちゃん
- 冬の部屋
- 周潤発的猫
- 招き猫通信
- 日なたぼっこねこ
- 白い椿の咲く庭
- 笑い猫飼い
- 間奏曲ふうに
ref. Webcat Plus
私の彼氏
お城のような新校舎を前に、雄三は音楽教師として働き始めた十年前を思い起こすのだった。牧歌的な学園からマンモス校へと変化するミッション系の短大を舞台に、学園に関わる人たちの生き様を軽やかに描き出す。
書誌情報
私の彼氏
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 新潮社
- 出版年
- 1990
- ISBN
- 4103698020
薔薇猫ちゃん
書誌情報
薔薇猫ちゃん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 原生林
- 出版年
- 1990
- ISBN
- -
大きな魚の食べっぷり
巨財をもつ櫟家代表のひ孫にあたる兄弟、光と仁義。跡継ぎをめぐり、まだ小学生の彼らに曽祖父の厳しい選別の目が光る。大物になるべくして生まれたのは誰なのか。ダークさのある異色作。
書誌情報
大きな魚の食べっぷり
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 新潮社
- 出版年
- 1988
- ISBN
- 4103698012
明るい表通りで
かあさんが病気療養中のため、絵描きのとうさんと暮らすかずみ。引越し先の大家さんであるショーショーさん、トランペット吹きのじいちゃん、とうさんの弟子になった才能あふれる洋少年。かずみが出会う人々や、安保闘争で揺れる1960年の日本社会を彼女の視点から描く。『雲を笑いとばして』もあわせてどうぞ。
書誌情報
明るい表通りで
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1987
- ISBN
- 4652016212
牧歌
美術教師として名古屋の中学校に赴任した洋。子ども達からさっそく“ひろぼん”というあだ名を頂戴した洋の前には、鉛筆を削ってはぽきんと折る作業を続ける少年がいた。若い洋は子どもたちに近い目線で彼らと関係を築いていくのだが... ぼんぼんシリーズ最終作。
書誌情報
ぼんぼん 全1冊
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1995
- ISBN
- 465204223X
牧歌
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1985
- ISBN
- 4652010400
紙のお月さま
書誌情報
紙のお月さま
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1985
- ISBN
- 4652012268
縞しまのチョッキ ピーター・パン通信
書誌情報
縞しまのチョッキ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 青土社
- 出版年
- 1984
- ISBN
- -
優しいまなざし
書誌情報
優しいまなざし
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1983
- ISBN
- -
写楽暗殺
およそ1年間で140点ほどの錦絵を世に送り出し、こつぜんと姿を消した東洲斎写楽。写楽は阿波の能役者、斎藤十郎兵衛であるという説に基づき、彼の半生を描く。狂言師の卵である少年夕一郎や、活発な少女お栄ちゃんが加わり、児童文学的でありつつ時代小説、ミステリーとしても楽しめる一冊。
書誌情報
写楽暗殺
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1982
- ISBN
- 4652010265
冬の光
『優しさごっこ』続編。とうさんと中学生になったあかり。家に出入りする絵描きや作家、料理人など多種多様な大人に囲まれて、どんどん成長するあかり。こんどはなかなか進まないとうさんの恋を見守るのだった。
書誌情報
冬の光
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1981
- ISBN
- 4652010230
おれたちのおふくろ
洋次郎と洋のかあさんは、紀ノ川が流れる田舎の町で、ラケットを片手にロウン・テニスを楽しむハイカラさんだった... そんな彼女が何を感じて今に至ったのか。夫の洋太郎との出会い、子どもたちとの生活、戦争体験を中心に描く。ぼんぼんシリーズ第3作目。
書誌情報
ぼんぼん 全1冊
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1995
- ISBN
- 465204223X
おれたちのおふくろ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1981
- ISBN
- 4652010273
やっぱり友だち
書誌情報
やっぱり友だち
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 筑摩書房
- 出版年
- 1979
- ISBN
- -
たくさんのお母さん
書誌情報
たくさんのお母さん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : あかね書房
- 出版年
- 1978
- ISBN
- -
優しさごっこ
妻と別れた絵描きのとうさんは、父と母、両方の役割を務めようと気張る一方、一人娘のあかりは少しばかり背伸びして、大人の視線でとうさんを見守るのだった。片親の家族に贈るやさしい応援物語。続編に『冬の光』。
書誌情報
優しさごっこ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1977
- ISBN
- 465201015X
兄貴
大阪大空襲で家を失った洋次郎・洋兄弟の家族は、紀ノ川が流れる母の故郷へ疎開する。食料の不足、慣れない畑仕事、学校での労働... 苦しいながらも彼らの新しい生活が始まった。ぼんぼんシリーズ第2作目。
書誌情報
ぼんぼん 全1冊
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1995
- ISBN
- 465204223X
兄貴
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1976
- ISBN
- 4652010079
人間なんて知らないよ
書誌情報
人間なんて知らないよ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 筑摩書房
- 出版年
- 1975
- ISBN
- -
水と光とそしてわたし
書誌情報
水と光とそしてわたし
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 岩波書店
- 出版年
- 1974
- ISBN
- -
ぱるちざん
書誌情報
ぱるちざん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 大和書房
- 出版年
- 1974
- ISBN
- -
ぼんぼん
昭和初期を生きる二人の“ぼんぼん”こと洋次郎・洋兄弟。大阪で暮らす彼らの生活に迫る戦争という奔流。今江氏自身の戦争体験をもとに、少年たちの目線で当時の様子を描く。“ぼんぼん”の周りの人間関係を描いたシリーズ第1作目。
書誌情報
ぼんぼん 全1冊
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1995
- ISBN
- 465204223X
ぼんぼん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1973
- ISBN
- -
フルートと子ねこちゃん
書誌情報
フルートと子ねこちゃん
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : あかね書房
- 出版年
- 1973
- ISBN
- -
殿様によろしく
書誌情報
殿様によろしく
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 偕成社
- 出版年
- 1972
- ISBN
- -
ひげのあるおやじたち
書誌情報
ひげのあるおやじたち
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 福音館書店
- 出版年
- 1970
- ISBN
- -
麦わら帽子は海の色
書誌情報
麦わら帽子は海の色
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1969
- ISBN
- -
星をかぞえよう
書誌情報
星をかぞえよう
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1969
- ISBN
- -
さよなら子どもの時間
書誌情報
さよなら子どもの時間
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : あかね書房
- 出版年
- 1969
- ISBN
- -
黒い馬車
書誌情報
黒い馬車
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 盛光社
- 出版年
- 1967
- ISBN
- -
夕焼けの国
書誌情報
夕焼けの国
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 実業之日本社
- 出版年
- 1966
- ISBN
- -
ふたり大名
書誌情報
ふたり大名
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 小峰書店
- 出版年
- 1966
- ISBN
- -
海賊の歌がきこえる
書誌情報
海賊の歌がきこえる
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1966
- ISBN
- -
海の日曜日
書誌情報
海の日曜日
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 実業之日本社
- 出版年
- 1966
- ISBN
- -
あのこ
書誌情報
あのこ(改訂復刊)
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 神戸 : BL出版
- 出版年
- 2015
- ISBN
- 9784776406754
あのこ
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1966
- ISBN
- -
ぼくはライオン
書誌情報
ぼくはライオン
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1962
- ISBN
- -
山のむこうは青い海だった
中学1年生になった次郎のあだ名は“ピンクちゃん”。担任の井山先生の“百円札を自分だったらどう使う?”という問いかけをきっかけに、次郎は書置きを残してひとり旅に出る。気弱だった男の子の夏の成長物語。
書誌情報
山のむこうは青い海だった
- 著者
- 今江祥智
- 出版者
- 東京 : 理論社
- 出版年
- 1960
- ISBN
- -