息抜きと雑感
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先日、北の方へ遠出をして、海の見える宿でのんびり過ごした。その辺りから見える伊江島の風景が好きで、ときどき訪れる。
今年の3月にも息抜きに行ったのだが、そのときはマスクをしていなかったし、流行病をそれほど恐れていなかった。
時間が経つにつれ、流行病にははっきりしない点が多いことがわかってきて、今は感染したくないという気持ちがある。自分が万が一重症化したら嫌だし、人に移してその人が苦しむのも嫌だ。
だから、リスクのある空間ではマスクをして、食事も全部テイクアウトで過ごしたけれど、それなりに楽しかったような。新しい生活様式。
私が最後に島を出たのは昨年の夏で、あっという間に1年以上経ってしまった。そのほとんどの時間を、全長100kmほどの細長い島の中にある面積35km²ほどの村の中で過ごしている。
なんとも窮屈な話なのだけれど、家にいる時間が増えた影響で、家の中にもいろいろ変化があった。
まず第一に冷蔵庫が壊れた。懸念してはいたのだが、小さい冷蔵庫にぎゅうぎゅうと詰め込んでいたら、やはり壊れてしまった。
奮発して大きめの冷蔵庫に新調。138Lから315Lになった冷蔵庫は快適で、悪態をつきながら食品を詰めていた日々が嘘のようである。
冷蔵庫が新しくなり、台所の配置を変えた結果、前から欲しかったオーブントースターの置き場所ができた。冷凍パンを楽しめるようになり、食事の幅が広がった。焼きトマトもおいしい。もう少しすると、島のトマトが旬を迎えるので楽しみだ。
小さな小さなちゃぶ台を使っていたのだけれど、ふたりで食事をすることが増え、狭くて仕方ないのと、だんだん足が痛くなってきたので、ダイニングテーブルを購入。これがとてもよくて、食事時間の質がぐっと高まった。もっと早く導入していればと悔やんだものである。