ねおき

ブルターニュの思い出写真

公開

2013年から2015年にかけて、フランスのブルターニュの端っこにあるロスコフという村で暮らしていた。海と空がきれいで、古い建物が多く残るすてきなところ。

村の北側には、海を挟んでイル=ド=バという島があった。lavoirという昔の共同洗濯場を見るのが好きなのだが、この島のlavoirはお気に入りだ。水源から水があふれ出し、lavoirの先に大きな池が広がっていて、壮大な洗濯場になっている。

村の南隣には、サン=ポル=ド=レオンという小さな町がある。この町へは、村のスーパーが冬の嵐で壊れたので、毎週末バスに乗って買い出しに出かけていた。行商人のように大きな荷物を背負って行き来したのは、今となってはよい思い出。当時は面倒で辛かった。

村から内陸に向けて南東に進むと、モルレーという町がある。高速鉄道TGVが停まる大きめの町で、谷間にかかる高架橋が印象的だ。モルレーには滞在許可に必要な語学クラスがあり、毎週バスで通っていた。通学する高校生に混じり、早朝のバスで畑の間を走り抜けた時間はよい思い出。当時は辛かったけれど。車内にはラジオが流れていて、テイラー・スウィフトのShake it offが何度も聞こえてきた。そんな当時。

Roscoff
Île de Batz
Cathédrale Saint-Paul-Aurélien de Saint-Pol-de-Léon
Viaduc de Morlaix