ねおき

よぼよぼバスケ遊び

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近頃バスケの練習をしている。座ってするビデオゲームではなくて、体を動かす実技の方。

運動習慣のないaround 40なので、主にシュート練習。ドリブルやジャンプは無理をせず超低速で。それでもけっこう新鮮な感覚で楽しい。

最後にバスケットボールを触ったのは、はるか昔、体育の授業だっただろうか。なぜか冬の記憶と結びついていて、ボールに触れたときにばちっと来る静電気が印象に残っている。

あの頃はバスケが楽しいという思いはまったくなくて、先生に言われたことを嫌々するだけ。できれば保健室でさぼりたい、という感じだった。でも今は、自分のペースで考えながら動きを試すことができるのでおもしろい。

シュートは体で溜めた力を腕からボールに伝えて打つ、というのはなんとなくわかったのだけれど、それが難しい。体をうまく使えないのに加えて、全身の筋力が不足しているような。いまのところ、両手で打つとフリースローラインからなんとか入る、片手で打つとゴールそばからなんとか入る、という感じだ。

腕立て伏せさえ人生でいちども成功したことがないほどなので、如何ともしがたい。しかし、なんとかしたいので、最近は家にある懸垂マシーーンに挑戦している。1回も上がらないけれど。

さて、Bリーグの2年目が始まった。私のよく見るチーム、琉球ゴールデンキングスは今シーズンから新体制になった。

昨シーズンのチャンピオンシップで余裕しゃくしゃくの三河と対するキングスを見て、新リーグで上位を目指すには変化が必要かと感じた。けれども、これほどがらっと一新するとは驚きだった。

設立時からチームを支えた伊佐氏や、長年の立役者マクヘンリー選手、練習生からの生え抜き山内選手が退団したのは、本当に寂しい。しかし、フロントはキングスの行く末を見据えて難しい決断をしたのだろう。牧歌的な時代は終わった。

新チームは、初め好不調の波が大きかったのだが、最近はだいぶ安定してきたもよう。新加入の人がどんな選手なのかを知るのは楽しいし、前からいた選手が新しい一面を見せてくれるのも興味深い。近頃はチケットが取りにくいけれど、また見にいきたいな。